警察犬きな子亡くなる。警察犬、訓練士、ドッグトレーナーの知名度を上げてくれた存在。
映画になり、一躍警察犬の知名度を上げるのに貢献してくれて、訓練士・ドッグトレーナーになりたいと夢を持ってくれる人を増やしてくれた、犬業界の立役者です。
この映画を見て、ドッグトレーナーになりたいと夢を抱いた人もたくさんいると思います。また、この映画をきっかけにドッグトレーナになった人や今現時点で頑張って努力をしている人もいるかもしれません。
数年前、このような事件が起きました、
とある地域で盲導犬が何者かに刃物で刺される。という事件がありました。
その盲導犬は目の見えないパートナーと一緒にいたそうです。
そのとき、ガッカリする内容の記事を見ました。
【犬を訓練するのは虐待だ】という記事です。
なんと、盲導犬を刺した犯人ではなく、盲導犬としてトレーニングをした盲導犬訓練士が非難を浴びて罵倒されたのです。それは盲導犬訓練士その他のドッグトレーナすべてを否定した内容でした。
「訓練していたから、刺されても吠えることができなかった」などなにも根拠もない話ばかりが日本中を駆け巡ったのです。
そもそも【家庭内ルールで吠えない】というしつけはできるが、【なにをされても吠えない】というしつけは無理なことだし、僕ならそんな束縛するしつけは行いません。
犬というのは、痛いと感じたら吠えなくてもなにかしらの行動を取ります。
なにかを知らせる、行動することは【吠えること】がすべてではありません。
ですから、なぜ吠えなかったのか?という疑問だけでは済まされないことです。
そもそもこの話題が出ることが間違いで、この話題が出たとしても、まず犯人が先でしょうと思いました。
度が過ぎた動物愛護を持っている人たちは、非難や悪口を言って自分を正当化したがります。傾向としては感情的、ヒステリーになりやすい人が多いかな。
しっかりした動物愛護を持っている人たちは、こんなこと言いませんでした。
世界中にも度の過ぎた動物愛護の人たちがたくさんいますが、日本にも非難する人間に賛同する数が、こんなにも多いのかとショックを受けました。
中には「ドッグトレーナー=暴力者」と思い、それを広める人がいます。
どう思われようと別に構わないですが、こういうことを言っている時点で、あなたは言葉の暴力者です。そんな人が、犬その他の動物を愛していますと言っても信用性はありません。
ドッグトレーナー全体をこのように言ってしまうと、きな子のように頑張って何度も挑戦して、警察犬になったのを見て、ドッグトレーナーを目指す人までを批難することになります。
警察犬や盲導犬、災害救助犬や聴導犬など様々な分野で活躍している犬たちがいて、トレーニングをしているトレーナーさんたちが多くいます。
「犬に仕事をさせるのは、かわいそう」という人もたまに見かけます。
そう言っている人思っている人は、数百種類ある犬種1頭ずつの歴史を勉強しましょう。
仕事をしていない犬など、この世にいません。
「ウチの犬はペットで、家の中に居てなにも仕事なんてしてませんけど?」
という反応が返ってきそうですが、
「家族を癒す。家族と楽しく一緒に過ごす」
これも、しっかりとした仕事です。
そして、
【家族の喜ぶ笑顔】が一番のご褒美です。
その一番のご褒美がほしいから、「家族を癒す」という仕事を毎日しています。
そのことに、真面目に向き合い、当然と思わず、犬を尊敬してあげてくださいね。
犬は人間よりも頑張り屋さんですよ。
警察犬きな子、ご冥福をお祈り申し上げます。
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